
昨年末に引っ越してから、通勤の際に回数券を使って地下鉄に乗っています。
駅の券売機で回数券を買うには、普段切符を買うのとは少しだけ違う手順が必要になります。「普段と少し違う事」をやると普段気づかない事に気づくもので、そこでふと気づいたのですが、東京メトロの券売機には新旧2タイプあり、少しだけ買うときの手順が違っています。
古いほうは、お金を入れると順に購入できる切符のボタンが点灯していって購入する、というよくあるタイプ。つまりこちらはお金を入れないと一切切符が購入できません。
新しいものだと、上記のやり方に加えて、お金を入れる前に購入する切符のボタンを先に押して、「買う切符を確定させてからお金を入れる」という買い方もできるようになっています。
これがなかなか「いいなぁ」と思ったわけです。
普段スーパーなどで買い物をするときは、私たちは「商品を選ぶ→金額提示→支払い」という手順で買い物をしています。どちらかというとそちらの手順のほうが馴染み深い。新しい券売機で追加された買い方は、こちらの買い方に近い。
でも昔から「お金を入れてから買う切符を選ぶ」という買い方に慣れてもいる。どっちが悪いわけでもなく買い方の手順としては「どっちもいい」のです。
以前書いたエントリーとは少し矛盾するようですが、ユーザにとってどちらから始めるのも利点がある二つのやり方があって、その「どちらから始めてもいい」ということ、そして「どちらから始めても違和感がない」ということ。これがうまい具合に両立している最近の券売機。
こういう何気ない「使いやすさ」をWeb方面にも色々と取り入れられたらな、と思います。
by zk | - 22:09Design, Diary | コメント (1)